スピンのメカニズム その4
ナツです♡
みなさーん、ついてこれてますか?
まだ続きますよ、スピンのメカニズム
ポリやナイロンなどの素材の違いやテンションの違いにもガットの反発性能は変わりません
変わるのはスピン性能です
もちろん感触や振動、音などの打感の違いが出ますが、ボールに変化を与える性能というと大きく変わるのはスピンがたくさんかかるということです
でもこれには条件があります
それはガットをお椀状に凹ませるほどにボールを打撃できるだけのスイングスピードを出せる方に限られるということです
このお椀状にガットを凹ませるのがスピンに大きく影響するのです
ガットがズレた方がスピンがかかるというのも、このお椀状に凹むことを妨げないからというのが大きいのです
ズレないと、ガット同士がひっかかりガット面全体がお皿のようにたわんでしまうのです
硬式テニスをさせている親御さんは、子供のラケットにポリガット張るべきか悩んでいる方が多いのではないかと思いますが
答えは、お椀状にポリガットを凹ませるほどのスイングスピードがなければボールを変化させる性能においては意味がないです(まわりくどい表現ですね、私の性格がでてます)
小学生では早い?中学生くらい?力がある子なら小学校高学年でもいい?
いえ、中学生でも、きっと早いです
高校生でもしっかり体が出来上がった子ではないとそんなスイングスピードは身についていないと思います
なので少なくとも高校生くらいでないとポリの本当のスピン性能は発揮できないと思います
中学生がポリを使ってはいけないことはないと思います
スピン性能において張りたてのポリガットに勝るガットはないと私は思っています
いずれ高校硬式テニスで勝たせてあげたいならポリ一択なので、中学生からポリガットを使わせて慣れさせてあげるのは間違いではないと思います
でも中学生のスイングスピードではポリのスピン性能を十分に発揮できません
スピンがかかると言うからポリに代えた方が良いのか悩んでいる親御さんがみえましたら、息子さんの体力に目を向けてください
大人と比べても、それほどの差がないと思われるくらい体力のある息子さんならポリのスピン性能が発揮される可能性はありますが、そうでないのなら背伸びして無理にポリにしてもスピンがかかるようにはなりません
まだまだ続きます🎵
ナツでした🎾