両式テニス

軟式・硬式どちらのテニスも同時に楽しむ新しいテニス理論

スナップバック その2

ナツです♡ テニスストリングのスナップバックは、弓矢を力一杯引いた時のように、縦糸がずれる幅が大きいほど、その糸が戻ろうとするエネルギーが大きくなり、ボールの回転を増加させると噂されています。 でも、ストリンガーの私から言わせてもらうと、その糸が戻ろうとする力がスピンに与える影響はわずかなものだと思います。 ラケットで打とうとしたボールは、ボールがストリングに接触した後、スナップバックする(ストリングが戻る)前に、もうボールはストリングから離れています。 ストリングを縦糸だけ張った状態で、その縦糸を弾いてみるとと分かりますが、50ポンド程度のテンションの縦糸は、か弱い(?)私の小指で簡単に引っ張ることができ、その小指を離して戻る縦糸の勢いは、驚くほどのものではありません。 横糸を張っていない状況で50ポンドの縦糸が戻る勢いが、それ程でもないのに、横糸で編み込まれた縦糸がスナップバックで戻ろうとする力なんて、たかが知れています。 その昔、スパゲッティストリングが強烈なスピンをかけたのは、スナップバックではなく、ストリングが編み込まれていないため、縦糸とテニスボールの接触面積が異常に大きく、摩擦力をとても大きくすることができたためです。 スナップバックに、それ程のスピンをかける力はありません。 スピンは、ボールとストリングとの接触面の摩擦力でかけるものなのです。 やっぱり、仕事のある平日に更新するのは時間的に無理があるかな。 ちょっと説明不足でした。 言いたかったことも、うまく説明できませんでした。 時間のある土日に、「その3」やりますね。 ナツでしたテニス