両式テニス

軟式・硬式どちらのテニスも同時に楽しむ新しいテニス理論

中学はソフトテニスしましょ

ナツです♡ ポリガットはナイロンより反発力が少ないのですが、その硬さから、硬式ボールを潰して打つことができ、ボールが潰れた時にボールとガットの接触面積が増え、摩擦力が増してスピンがかけやすくなると同時に、潰れたボールの復元力でボールに勢いがつきます。 ところが、緩みやすいポリガットは、面圧が低下するとボールを潰しにくくなり、ボールの復元力で勢いを出すこともできず、プレーヤーは知らず知らずのうちに余計な力が入り、腕の疲労から怪我に繋がります。 テニスエルボーは、ボールを受ける衝撃よりも、余計な力を入れることによる疲労が原因です。 特に、緩んだポリガットを使うジュニアの子たちは、ボールに勢いを取り戻そうと、必死に力を込めて打つので、肘を痛めます。骨そのものが痛い訳ではありません。骨周りの筋肉疲労から炎症を起こすのです。 私は、ジュニアの子に、緩んだポリガットを使用させることはとても危険だと思っています。 ポリガットは、ピンと張った状態で打たなければボールに勢いをつけることができないもので、ゲームに勝つことだけが目的ではない大人なら余計な力も入らないから良いのですが、勝ちにこだわる子供に緩んだポリガットを使わせるのはとっても酷なのです。 しかし、ナイロンガットでは、親御さんの想像を越えて、切れる頻度は多くなっていくことでしょう。 もちろん、将来プロを目指す子は別ですが、ガットの張り替えの多さにお困りなら、高校では硬式に転向することを前提で、中学ではナイロンストリングを使って力いっぱい硬式打ちソフトテニスさせてみませんか♪ ナイロンガットでソフトテニス、とーっても気持ちいいですよ。 半年に1回くらい交換すれば十分です。(私は2、3週間で張り替えたくなってしまいますが、私の真似をする必要はないです。) 新年度を迎えるこの時期、その気持ち良さを伝えていきますね。 ナツでしたテニス