両式テニス

軟式・硬式どちらのテニスも同時に楽しむ新しいテニス理論

軟式硬式の違い(面の作り方)

ナツですハート(トランプ)

私のブログは、特に将来は硬式テニスをやらせたいソフトテニス部の中学生を持つ親御さんに読んでほしいと書き綴っています。

将来硬式をやらせる上で、必要な知識をお伝えしていきたいと思います。

そこで、今日は、軟式と硬式の違いのひとつ、面の作り方について話します。

硬式は、打点の前後で面の向きが極力変わらないようにスイングします。

スピンなら面を若干下に向けながら、その面を保ちながら、下から上方向に振り上げていきます。

上に振り上げる時も、面の向きを保ちながらワイパースイングして振り抜きます。(小学生で硬式やらせていた方や、親御さんも硬式やってる方なら分かりますよね)

このラケットの面の向きを、打点の前後で一定の軌道中で変えないのは、スライスもサーブも同じです。

これは、少し打点がずれても、面の向きが変わらず、ミスが減らせるからです。

けれど軟式は面の向きが変わります。(変えなくても良いんですが、変わっても打てます)

軟式はどうして向きが変わっても良いかというと、硬式よりボールがラケット面からなかなか離れないからです。

軟式ボールが柔らかいため、ボールが潰れやすく、復元して、ラケット面から離れるまで時間があり、最後にラケットを押すようにして、ラケット面をボールを飛ばしたい方向に向ければ、最初にボールとラケット面が接触する時に、ラケット面が多少合っていなくても調整できてしまうからです。

硬式だと、ボールがラケット面から離れるのが早いので、軟式のようにはいきません。

でも、軟式ボールを硬式のように、面をかえずに打つことは問題ありません。

軟式は、ラケットを押すように打ちますが、硬式のように体を回転させ、正面で体の回転を止めて、その回転運動を腕に伝えてラケットヘッドを走らせて打てば、スピンのかかった良いボールが、軟式でも打てることでしょう。

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