両式テニス

軟式・硬式どちらのテニスも同時に楽しむ新しいテニス理論

前衛のお仕事

ナツです♡

 

ソフトテニスの前衛の最適なポジションでどこでしょう?

 

硬式ならサービスボックスの丁度真ん中辺りだと思うのですが

 

ソフテニの前衛は、ネットにへばりつきます

 

ソフトテニスコーチは皆そう言います

 

ネットから離れようものなら、ものすごい剣幕で怒るでしょう

 

ナツ流テニスのソフテニ前衛の最適ポジションは、硬式と同じく、サービスボックスのド真ん中です(もちろん展開によって一歩分は前後左右しますよ)

 

その理由は「スマッシュチャンスを増やすため」です

 

前衛最大のお仕事は、スマッシュです

 

ボレーではありません

 

これができないとロブ合戦がダラダラと続くソフテニの悪いところが出てしまいます

 

これは前衛のポジショニングが前すぎるから起こる現象です

 

前衛がサービスボックス後方からでもスマッシュを打てるようになると、このロブ合戦をシャットアウトすることができます

 

前衛がネットにへばりつく指導をされる方は、グリップチェンジをさせないからです

 

グリップチェンジができないと、ウエスタングリップ一択になり、正面ボレーの時にラケット面が下を向きやすいためにネットしやすいですし、バックハンドのローボレーが苦手となるため、ネットにへばりつかないといけなくなるのです

 

しかし、ネットにへばりついていては前衛最大のお仕事であるスマッシュチャンスが格段に減ってしまうので、ロブ合戦というつまらないテニスが展開されてしまうのです

 

硬式のシングルスのテニスは、サーブから始まり、リターン側にとってはリターン(レシーブ)から始まって、ラリーと続き、ボレーやスマッシュのネットプレーで決めるという3段階に分かれています。

 

サーブリターンが第1、ラリーが第2、ネットプレーが第3ですね

 

シングルスなら、たいてい第2段階までに決まってしまい、第3段階まで移行するのは少ないのですが

 

ダブルス(硬式)は、このネットプレーが更に分かれて、この第3段階がボレー、第4段階がスマッシュとなり、第2段階が短く、第3、第4段階への展開が増え、スピード感のある面白いゲームが展開されていきます

 

両式テニスでは、ソフテニでも、硬式のようなスピード感のある展開を目指してほしいのです

 

ナツでしたテニス