両式テニス

軟式・硬式どちらのテニスも同時に楽しむ新しいテニス理論

テンション その2

ナツですハート(トランプ)

テンションによる反発係数は変化しないんなら、テンションによる違いでプレーに影響するのは

音による心理的なもの

と私は思っています。(今のところ、私の仮説です。)

屋内でプレーすると、上手くなった気がしませんか?

ラケットに当たるボールの音が響き、球威が増している気がしませんか?

そんな時は、きっと余計な力も抜けていて、実際にスイングスピードが速くなり、本当に威力が増していることもあるかもしれません。

では、テンションによって、打感(手や体が受ける衝撃)は影響を受けませんか?

テンション高いと、ボールを打った感触が堅く感じますよね?

体への衝撃も大きいんでしょうか?そりゃ、そうでしょ?って普通思いますよね。

でもね、ストリングのことを考え続けて10年の私は、これを否定します。

こんな実験結果、テニス好きなら聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

耳を塞いで、様々なテンションのストリングを張ったラケットでテニスボールを何人もの人に打ってもらったところ、10ポンドや20ポンドの差を半数以上の人が、どちらがテンションが高いのかを言い当てられないのだそうです。

じゃぁ、なんでテンション高くすると、衝撃が強く感じるの?

それは、音の違いによる脳の勘違いです。

テンション高くすると、肘を痛めてテニスエルボーになりやすいわよね?

それも、音の違いによる脳の勘違いから、余計な力をいれたことによる筋肉疲労です。

まだ、つづきます

ナツでしたテニス