両式テニス

軟式・硬式どちらのテニスも同時に楽しむ新しいテニス理論

ポリは体に悪い?

ナツですハート(トランプ)

テニスのボールを打つ衝撃の最大値は、インパクト前のストリングのテンションや素材の影響を受けません。

その理由は、インパクト時にストリングが伸びるとインパクト前のテンションの数倍にあたる面圧(テンションでいうと200ポンド以上の硬さに相当するそうです)でボールを跳ね返していますので、ストリングのテンションや素材が違っても、跳ね返す時は、ストリングは同じ硬さなのです。

もっと簡単に言いますと、ポリでもナイロンでも、20ポンドで張っても、50ポンドで張っても、インパクトの瞬間は、どれも200ポンド以上の硬さのストリングで衝撃を受け止めているのです。

200ポンド以上の硬さのテンションでも、腕が壊れるほどに体に異変が出るような衝撃は、実はテニスにはないのです。

では、なぜジュニアにはポリが体の負担になるというのでしょう?

ポリにしてテニスエルボーになった人も、いるでしょう?

それは、ポリは熱で伸びやすくテンションが落ちやすく、また、初めから体に負担がかかるという先入観で、テンションを落として張ると、音や打球感が鈍くなって、ボールの勢いがなくなったと勘違いし、力を入れて打つようになると、筋肉疲労が蓄積されるからです。

力むと、スイングスピードが落ち、本当にボールの勢いが落ちていることもあるでしょう。

ガットゆるくしすぎてませんか?

打球音鈍くなってませんか?

お子様は、強く打とうと力んでませんか?

ナツでしたテニス