スピンのメカニズム その2
ナツです♡
摩擦力が小さいポリガットが、摩擦力でスピンかけるって、、、どういうこと?
ポリガットは表面がツルツルしてますのでガット同士の摩擦は小さくなります
つまりボールを打った時ガットがずれやすくなります
巷ではスナップバックと表現されますが、バック(戻る)力ではなく、ずれることがスピンに関係します
もし、ガットの交差点を接着剤で固定したとします(これまた極端ですね)
するとボールを打った瞬間、ガット全体がたわんでしまいます
それがどうしたの?
ガットがずれてくれると、ガット面全体ではなく、ボールが当たったところだけが窪むような感じになります
ボールを包み込むように、そのボールの部分だけ、イメージとしてはお椀の形のようにガットが窪むのです(ミリ単位の話ですよ)
ガットがずれないとボール以外のところも、ガットが引っ張り合って、面全体、イメージとしてはお皿のように撓(たわ)んでしまうのです
すると、お椀のように窪んだ場合の方が、お皿のように窪んだ場合よりも、ガットとボールの接触面積が増え、摩擦力が増すのです
さらにワイパースイングのように、ラケット面をボールの下から入れて、こすりあげるとボールの下側にガットがずれて寄り集まり、ボールと接触するガットの本数が増えるので、これも摩擦力を増やす要因となるのです
続きますが、あんまり長くない方がいいのかな?と思って、また次回
ナツでした🎾
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