両式テニス

軟式・硬式どちらのテニスも同時に楽しむ新しいテニス理論

硬式と軟式の違い(ルールの改正)

ナツですハート(トランプ)

硬式テニスは、その長い歴史の中で、大きくルールを変更したのは、スパゲッティーラケットを禁止し、ストリングを編み込まなければいけないとしたくらいです。

人気スポーツとなるには、大きなルール改正はやめた方が良いと思います。

スポーツは、決められたルールの中で、ゲーム中だけでなく、ゲームをしていないときも、知恵を振り絞り、戦術を考え、肉体を鍛え、道具を選び、人と人とが切磋琢磨し競い合うところが楽しいのです。

土台となるルールがコロコロと変わるスポーツでは、やる方は大変です。

軟式テニスは、過去に大きな改正が2度もありました。

また、軟式テニスはカットサービスを禁止するという動きもありました。

私は、同じコート、ほぼ同じ高さのネット、ほぼ同じルール、同じような道具を使う硬式と軟式テニスは、その柔らかく扱いやすいボールとルールの自由度からすれば、軟式の方が、その打法や戦略の幅が広がって、硬式よりずっと楽しめるスポーツだと思っています。

今後、ルールを変えないでほしいと願っています。

ルール上で、私が軟式硬式の最大の違いをあげるとすれば、サーブ編で話した

【硬式は歩いたり走ったりして体を大きく移動してはいけないのに対し、軟式のサーブにはそのような制約がない】

です。

このことによって、バレーのようなジャンピングサーブができます。

なので、ルールを改正せずに将来ソフトテニスが世界的に人気スポーツになる可能性があるとすれば、プロがジャンピングサーブからの並行陣(ダブル前衛)でノーバウンドテニスを展開するスピード感あふれるテニスに移行していくことではないかと思っています。

テニスに、バレーやバトミントンの楽しさを加味した感じで、スピード感あふれる展開は、観ていても面白くなるんじゃないかなぁと思っています。

硬式で助走をつけてからのジャンピングサーブを認めてしまうと、サーブだけで終わってしまう、つまらないテニスとなってしまうことでしょう。

軟式なら、ボールが柔らかいから、そのスピード感に、一般愛好者や女性も、ついていけると思うのです。

女性や一般愛好者にジャンピングサーブは無理ですけどね。

もちろん私も、そんなことはできません。

ナツでしたテニス